iOS15.2の不具合まとめと解決法
少し前にiOS14の更新が終了したかもみたいな話をしたんですが、15.2で技適不適合の修正が行われたにも関わらず現在もiOS14.xの更新がないことからも、その可能性は高そうです。
iOS15は大型アップデートのためある程度不具合に遭遇するのは覚悟していましたが、15.2時点でも修正されていないものも見受けられたので、不具合の内容と解決法を共有します。
・ウィジェットが正常に表示されない
ウィジェットが元アプリの情報を読み取ることができなくなって、正常に表示されないことがあります。
汎用的な解決手段として端末の再起動が挙げられますが、私の環境ではこの方法では解決しませんでした。
むしろ再起動時にウィジェットのエラーが発生することがあるという状態です。
解決方法は下記の通り。
1.問題が起きているウィジェットを長押しして削除を選択
2.何もないところを長押しして右上に表示された+をタップし、再度そのウィジェットを設置
あまりホーム画面のカスタマイズをしていない方は手動で再設置するより
「設定」アプリ>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「リセット」から「ホーム画面のレイアウトをリセット」を選択
で、iOS15のデフォルト配置に戻るのでこちらの方が手っ取り早いかもしれません。
この場合も、事前に問題が起きているウィジェットを削除しておかないと正常な表示にならないので注意してください。
また前述の通り、端末再起動時に再発することがあります。
・「設定」アプリからアカウント情報にアクセスできない
iOS15以降、報告が急増した不具合ではないですが、「設定」アプリ>自分の名前をタップした先の情報にアクセスできなくなることがあります。
これも自身の環境だと端末の再起動では改善されませんでしたが、「機内モード」をオンにした後再度オフにすることで改善しました。
Wi-Fi接続時に発生する場合は通信機器の不調も考えられるので、ONU(モデム)とWi-Fiルーターを再起動してみて下さい。
また、Apple側のシステム障害によって発生する場合もあるので、公開されているシステム状況を確認して機能停止しているサービスがあれば時間をおいて再試行してみてください。
・Wi-Fi情報にプライバシーに関する警告が表示される
iPhone本体やWi-Fiルーターの再起動で改善する場合があります。
引き続き警告が表示される場合でも、ご自宅のWi-Fiに接続している場合は無視しても構いません。
また、その他の警告が表示される場合は、Appleの推奨設定に従い機器の設定を見直すことで改善する場合があります。
ページ内で案内されている通り、設定を変更する際は事前にルーターの設定のバックアップを作成しておくことをお勧めします。
また、お使いの機器が暗号化規格のAESに対応していない古い機器の場合は買い替えを推奨します。