iPhone 12 miniと13 miniについての噂は本当?比較検証してみた
iPhone 12 miniと13 miniが手元にあるので、折角なので今回、この2機種の比較をしてみました。
具体的なスペック差については公式の仕様表等を参考にして頂くとして、今回は噂されている「12シリーズのディスプレイは黄色い」「13シリーズはディスプレイパネルとフレームの間に隙間がある」が事実なのか検証していきます。
まずは外観から。
12 miniがホワイト、13 miniがミッドナイトです。
背面はカメラユニット以外に特に違いは感じられません。
どちらもAppleらしい美しい色味。
続いてディスプレイ面を見てみましょう。
位置が入れ替わっていて申し訳ありませんが、左が12 miniで右が13 miniです。
どちらもセンサー部まで保護したガラスフィルムを装着済。
13 miniでノッチが横に短く、縦にごく僅かに長くなってますが、肝心のディスプレイについてはどうでしょうか?
写真だと13 miniのディスプレイの方が黄色く見えますが、肉眼だと12 miniの方が黄味がかって感じられました。
具体的には、12 miniの方が画面遷移後、黄色が強い状態からじわっと青っぽくなる感じですね。
ソフトウェア的な問題や個体差、はたまたガラスフィルムが影響している可能性も考えられますが、12シリーズのディスプレイは色温度が低く、黄味がかって見えるという報告が比較的多く見受けられました。
また、上記はTrue Toneオン時の写真なのでオフにしたものも。
写真だと差が感じられませんが、実際は大分色温度が高くなり青白く見えます。
この状態でもやや13 miniの方が青味が強い印象でしたが、12 miniも黄味がかっているとは感じませんでしたし、True Toneのオンオフで一般的なデバイスのナイトモードオンオフ時と同程度の差を感じました。
ソフトウェア的な問題で所謂尿液晶(液晶じゃないけど)の様な状態になっているなら改善して欲しいですねー。
因みに、ここまでの写真を見てお気づきの方もいるかもしれませんが、12 miniの方が視野角が狭いです。
角度をつけて見ると一目瞭然。
ここまでの写真でも、12 miniの方は上部がやや角度がついて青味がかっています。
調べてみると、12 miniのディスプレイ製造はSamsungが担当していて、同社のS20等でも同様の報告が見受けられました。
13 miniのディスプレイはLG製とのこと。
続いて、ディスプレイとフレームに隙間があるのか見ていきましょう。
13 miniに薄い紙を差し込んでみると…
!!!!!
話に聞いていた通り、フレームとディスプレイ間に隙間があり薄紙が入ってしまいました。
自分の端末だと、ディスプレイを手前にして右側上部より左側上部の方が紙が入り易かったです。
必ずしも全てのiPhone 13端末でこの様な隙間が確認されている訳ではないですが、標本に対して隙間ありの結果が多い印象でした。
過去のiPhoneシリーズでも数こそ少ないものの同様の報告はあるので、一応12 miniも試してみましょう。
いや、こっちも入るんかーい
ぱっと見で13 miniはやや隙間があるように見えていたことや報告数からもある程度覚悟していたんですが、こちらは予想外でした(
13シリーズのスピーカー位置の変更が影響しているのではと予想していたのもありますね。
尚、防水性能への影響は無いらしいですが、だとしても心理的には結構気になってしまいますね。
少なくとも埃やゴミが隙間に入るのは防ぎきれませんし。
他に12 / 13 miniの比較で特に気になる点と言えばバッテリー持ちですが、そちらは暫く使ってみてから、待機電力・ブラウジング・3Dアプリ利用時の比較をしたいと思います。