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モバイルバッテリーを選ぶ際に注意するべきこと

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先日、Amazonから画像の内容のメールが届きました。

こういったメールを受け取るのは初めてではないですし、文面の条件に該当する人宛に送信されているはずなので、受け取ったことがある方も多いでしょう。

今回の記事は暫く下書き状態で放置していたのですが、身近ながら危険性が高い種類の話ですので、改めて書き直したものをお送りします。

 

今回、タイトルは「モバイルバッテリー」としましたが、リチウムイオンバッテリーを内蔵した製品全般と、充電するのに使う充電器・ケーブルにも同様のことが言えます。

まず、結論から言えば「大手メーカーの物を買え」ということになります。

身も蓋もないですが、これは一般的なその他製品と比べたときに信頼を置ける製品を使うことの重要性が相対的に高いという話ですね。

具体的には以下のような理由です。

 

・不具合発生率を低下させることの重要性が高い

・不具合発生時、メーカーの早期対応に期待できる

 

リチウムイオンバッテリーによる事故は、火災等の重大な結果を招くケースも多いです。

「重大な事故につながるから信頼できるものを」というのは勿論ですが、「事故の際、バッテリーが出火原因だと特定されても製品不具合によるものか適切な扱いがなされなかったためか判断し辛く、不具合の場合の解明に時間が掛かってしまう」というのも、不具合発生率を下げることが重要な理由です。

また、大手メーカーの製品だとユーザーの母数が多くなるので、不具合報告数から製品に欠陥があるかどうかをメーカー側が正確に把握し易くなります。

ユーザー数が多いことで、後にリコールされることになる製品の事故に真っ先に自分が遭遇する可能性が低くなる、というのもあります。

逆に大手以外の場合、早期の対応を期待するのが難しく、欠陥を抱えた製品をそうと知らず使い続けてしまう可能性が高まることは憂慮すべき点です。

 

私自身は最近だと充電器とケーブルはAnker製を使っていることが多いです。

ただ別に「Anker最高!」と言いたい訳ではなく、ご自身が信頼できるメーカーのものを使うのが1番だと思います。

Anker自体、液漏れによるリコールを経験していますし、初期不良の報告も目立つ印象です(初期不良については正に母数の多さ故だと思いますが)。

 

今の世の中、安価で優れた製品も多いのは間違いないですが、今回のリチウムイオンバッテリー関連の製品等、多少の値段より信頼性を取った方がいいカテゴリもあるよ、というお話でした。