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販売員のトークに惑わされないために(追記あり)

昨今のiPhoneを中心としたスマホの店舗型特価販売に関心がある人の中には、既に店に足を運んだことのある方も多いと思います。

その際、自分から話を聞きに行く場合は勿論、ポップを眺めていても販売員が話しかけてきて、いずれにしてもお店の方とやり取りをすることになりますよね。

スマホを購入するにあたって色々と聞きたいことはあるでしょうが、販売員のトークで自分にとって不利益に繋がることを勧められる場合もあるため、今回、注意喚起の意味も込め共有したいと思います。

 

 

回線の維持期間

まず一番気になることは、「端末購入する際に契約した回線はどの程度の期間維持すれば良いのか」ではないでしょうか?

この期間というのは、短期解約扱いになり、今後、同キャリアで契約する際に審査が通らなくなる期間のことを指します。

このブログを見て下さってる方は情報に対して敏感な方が多いでしょうし、概ねこの契約した回線を長く利用し続けたいとは考えてはいないと思います。

このことについて販売員に尋ねた際、「次の日サブブランドに移っても大丈夫ですよ」「2~3ヵ月での利用実績からのMNPでも全然いけますよ」といったことを言われる場合があります。

 

が、これは正しい内容とは言えません。

 

上記発言は好意的に捉えても、「乗り換え手続き自体はできる」「短期解約扱いになっても暫くすれば契約できる」といった回答となり質問者の意図を外しています。

はっきり言えば契約を促すための嘘ですよねw

こういった悪質な営業トークSNS等でも報告されていますし、後述しますが販売員は普通に嘘をついてくるので、あまり信用しない方が良いでしょう。

ただ、じゃあいつまでその回線を使い続ければいいのか、という話になってくるので、私が基準にしている回線維持期間を共有しておきますね。

各社状況は変わる可能性がありますし、短期解約扱いにならないことを保証するものではないですが、目安にしていただければ。

 

  • ドコモ、auソフトバンク3社とも、契約開始日から180日間維持(181日目以降にMNP可)
  • サブブランドへの乗り換えはドコモ→ahamoのみ即変更可。

 

 

移動機の購入

このブログを見て下さってる方は(略)移動機を購入したいと考えている方もいると思います。

移動機というのは、回線契約を伴わない端末単体での購入のことですね。

今回、詳しい説明は省きますが、回線契約を伴う購入の場合の端末代金+22,000円で単体購入ができるという”体”です。

例えば、今だとiPhone 12(64GB)は22,001円で買えるはずですが、まぁ店側に売るメリットないですよねw

なので、移動機購入の意思を伝えると概ね嘘の回答が返ってきます

「在庫が無い」が一番メジャーだと思いますが、「端末単体での購入はできない」「単体だと割引が入らない」といった100%嘘の回答をされる場合もあります。

「在庫が無い」の回避策として、回線契約する予定と偽り在庫状況を引き出してから移動機購入の意思を伝える、という手法を紹介している方もいますが、正直、自分も販売員もただただ無駄に時間を消耗するだけの印象で私はお勧めしません。

断り文句は無数にありますし、それらに全て正確な指摘を返しても、一日を費やして買えるか買えないかみたいな話になってくると思います。

現実的に移動機購入を目指すなら、「回線契約を伴う端末1台と端末単体で1台購入できますか?」というような打診するのが、一番効率的で可能性もありそうです。

正直、移動機に関しては、是正されたとして消費者側に不利益な変更にしかならないでしょうし、この現状は仕方ないかなーという感じ。

とは言え嘘は良くないですね!

 

 

他にも、施策期間終了が近い、端末在庫の枯渇を匂わせて契約を迫る等もありますが、ここまで読んで下さった方はポジショントークに惑わされない正しい認識を持っていると思います。

 

最後に。

今回挙げたような販売員が少なからずいるのは事実ですが、消費者に寄り添った良い販売員もいるということはお伝えしておきたいです。

知識を身に付けることで自分の身は自分で守り、皆さんが良い買い物ができることを願っています。

 

追記:タイムリーなことに、この記事を書いている間に総務省の報告書が公開されてました。まだ私自身全文読めてないので、後日この件について触れようと思います。

https://www.soumu.go.jp/main_content/000798883.pdf